知財・特許用語集

【は行】の知財・特許用語

PCT(ぴーしーてぃ)
 特許協力条約のことです。本来、特許制度は国ごとで異なります。このため、日本で特許権が成立しても、それは外国では通用しません。アメリカで特許権が欲しい場合は、アメリカの特許制度にしたがってあらためて出願から手続を踏む必要があります。そうすると、特許権が欲しい国が多い場合に手間と費用が膨大となります。そこで、特許協力条約が締結され、手続が簡素化されました。
 PCTを利用して出願すれば、審査前の段階の手続を一本化することができます。ただし、審査は国ごとに行われますし、国によっては無審査の場合もあります。

2006/02/14
特許用語集 ~ 特許や商標をはじめ知的財産に関するギョーカイの用語を解説
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