知財・特許用語集
【さ行】の知財・特許用語
- ソフトウェア発明(そふとうぇあはつめい)
-
一般的に、ソフトウェア技術で実現されている発明のことを「ソフトウェア発明」と呼んでいます。
特許法で保護される発明は「自然法則を利用した技術的思想の創作のうち高度なもの」であり、特許法はもともと「物」と「方法」を保護するための法律でした。
一方で、ソフトウェアは数学、論理学に関連し「自然法則を利用したもの」と単純に言い難いため、保護対象としては想定外でした。
しかし、ソフトウェアであっても自然法則を利用していれば「方法」発明として認めたのを始まりとして、ソフトウェアが装置の発明の一部を構成する場合は「装置」発明、ソフトウェアがCDなどの記録媒体に記憶される場合は「媒体」発明として認められるようになりました。そして、2002年の特許法改正により、プログラムそのものが「物」として取り扱われるようになり、プログラム自体が発明として認められるようになりました。
関連する知財・特許用語
→ 媒体発明、アルゴリズム発明、ビジネスモデル発明 - 2006/06/05