知財・特許用語集

【か行】の知財・特許用語

国内優先(こくないゆうせん)
 別に国内を優遇しているわけではありません。業界的に、日本の特許法、実用新案法に定められた優先権主張の手続のことを「パリ優先」と区別して「国内優先」と呼びます。

 「国内優先」を極く簡単に説明すると、先の出願の内容を後の出願に含めて1年以内に出願すれば、その部分についての新規性、進歩性、先願等の判断基準日が先の出願の出願日とみなされる制度のことです。
国内優先は、先の出願内容に発明を追加したい場合や、既に出願した複数の出願を1つの出願に統合したい場合等に活用されています。
 ところで、国内優先はパリ優先と異なり、意匠、商標については設けられていません。


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2006/06/27
特許用語集 ~ 特許や商標をはじめ知的財産に関するギョーカイの用語を解説
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